(2010年5月22日:間違いを修正)
あるサイトで以下のように書いてあった.
(引用始まり)
----------------------------------------------
AはBである
↓
BはCである
↓
よってAはCである
----------------------------------------------
(引用終わり)
これは論理的に間違っている.上記引用を,前後文脈を参考しながら書き直せば,「{(A->B)->(B->C)} -> (A->C)」であった.(中括弧ではなく小括弧を使うべきだが,見易くするために中括弧を用いた.)これでは,Aが真,Bが偽,Cが偽のときには全体として偽になる.
正しい三段論法は「{(A->B)∧(B->C)} -> (A->C)」である.
また,「AならばB」から「AでないならばBでない」を導いていた.これも間違いである.
2010年5月15日土曜日
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通常、->は左結合ではなく右結合です。よって、(A->B)->(B->C)->(A->C)を{(A->B)->(B->C)} -> (A->C)と書き直すことはできません。
返信削除そもそも「AはBである」という日本語がなぜ->を用いて書くことができるのか、引用を読んだだけではわかりませんが、これについてはどういった理由があるのでしょうか。