2011年4月24日日曜日

編集の権力

 8年来の女友達の2次会で作成するムービーをつくった.本人には何も説明せずに,ただ単に忘年会の時にビデオカメラを向けていた.
 なので彼女と私の会話が入っている.もちろん,2次会とは何の関係もない会話なので,そのままでは使えない.なので,音声を消して,必要なところのみを編集した.結果的に彼女の満面の笑みが画面上には登場している素晴らしい映像となった.
 自分の好きなように編集した.私は2次会の参加者に見せたい,自分が思う彼女を紹介することが出来た.編集によって,こんなに好きなようにできるのか.編集という権力を手放すことを好まない人が多くいるのはごく自然のことなのだとわかった.

 それはそうと,末永くお幸せに.

2011年4月19日火曜日

魅力を伝える

 「よくわからないけど難しいことをやっている」というのが褒め言葉ではない.
 魅力は伝わらなくてはいけない.

2011年4月18日月曜日

聞いた言葉21

技術者としては,1000年後に褒められる製品を作りたい.

-技術者(勤続42年)

2011年4月17日日曜日

日本実業出版社編「最新 有名講師・講演料700人情報」

 デーブ・スペクターやテリー伊藤は1.5時間で講演料が70万円.飛行機はスーパーシート希望.
 全体的な印象としては,経済や経営の話をする人は講演料が高く,大学教授など学術系の人は安い.
 一回50万円で講演を年100回やれば,年収5000万円.講演を仕事にしているというのがどういう意味なのかをわかった.将来講演ができるようになれば,いつまでも生活できそうだ.

2011年4月16日土曜日

北村行孝,三島勇「日本の原子力施設全データ」

 原子力発電の基礎知識から,施設詳細,トラブル,行政まで幅広いテーマを紹介している.日本の原子力を知るための最初にはちょうどよい.

評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)

2011年4月12日火曜日

小島慶子「ラジオの魂」

 ラジオについての雑誌ならば必ずインタビューが載る女性,小島慶子.本人が生まれてからラジオに出会い,TBSアナウンサーとしてジレンマに陥り,アクセスを経て,キラキラに至るまでの経緯が書かれている.ラジオにいかに救われたか,ラジオがいかに好きか,ということが直接的な語り口で述べている.
 一本の筋が通っている人はぶれずに仕事ができるのだなと思った.

評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)

2011年4月11日月曜日

電気新聞編「電力会社のおしごと」

 日本の電力会社の仕事を一つずつ説明したもの.ここにはとても理想的なことが書かれているが,実際の企業はどうなのだろうな?

評価:☆☆
(1-5で基本は2)

2011年4月10日日曜日

ディヴィド・クレイグ,松田和也訳「コンサルタントの危ない流儀 集金マシーンの赤裸々な内幕を語る」

 コンサルタントがいかに会社を食い物にしているのかを書いた,元コンサルタントの本.「30%改善が必要」というデータを出すため,データを捏造することもある.
 コンサルタントを入れた会社の失敗例として,際限なくコンサルタントに頼んでいく会社というのを挙げている.何をコンサルタントにして欲しいのかをきちんと考えておかないと食いつぶされるし,倒産すらする.しかし,経営陣は自分の失敗をばらしたくないので,コンサルタントのことは誰にも言わない.
 落ち着いて考えてみれば,20年もその仕事に携わっている専門家が,新卒の若者に専門的なことを助言されるという構図は非常に妙だ.経営陣は社員を信頼して社員に仕事を任せないといけない.そうでなければ,コンサルタントにやられてしまうのだ.

評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)

2011年4月2日土曜日

原発特集の中止

 BS世界のドキュメンタリーでは,4月4日から2週間,原子力特集だった.一週目がチェルノブイリ(チェルノブイリ事故から25年が経っている),二週目が核廃棄物.しかし,先の地震のためか,中止になってしまった.どういう意図で中止になったのかわからないが,いつかは放送してほしい.

2011年4月10日追記:
他の放送スケジュールの変更,制作スケジュールの遅れ,ということだそうです.
http://www.nhk.or.jp/wdoc-blog/200/77575.html