2010年11月27日土曜日

法務大臣

 「個別の事案についてはお答えを差し控えます」「法と証拠に基づいて適切にやっております」の2つが言えれば法務大臣は務まるらしい.
 そんなわけはないだろ,と言いたいところだが,もっと驚くべきことは現在官房長官が法務大臣を兼務している.つまり,政権与党は官房長官と兼務ができるような大臣であると考えているようである.
 そんなわけないだろ!

2010年11月22日月曜日

「新約聖書」

 以下を読んだ.

・マタイによる福音書
・マルコによる福音書
・ルカによる福音書
・ヨハネによる福音書
・使徒言行録
・ローマの信徒への手紙
・コリントの信徒への手紙一
・コリントの信徒への手紙二
・ガラテヤの信徒への手紙
・エフェソの信徒への手紙
・フィリピの信徒への手紙
・コロサイの信徒への手紙
・テサロニケの信徒への手紙一
・テサロニケの信徒への手紙二
・テモテへの手紙一
・テモテへの手紙二
・テトスへの手紙
・フィレモンへの手紙
・ヘブライ人への手紙
・ヤコブの手紙
・ペトロの手紙一
・ペトロの手紙二
・ヨハネの手紙一
・ヨハネの手紙二
・ヨハネの手紙三
・ユダの手紙
・ヨハネの黙示録

 これで欧米人の思考回路が分かるかと思ったが,むしろわからなくなった.宗教に人の考え方の基盤を理解することを求めるのは現代では難しいのだろうか.

2010年11月21日日曜日

仕事を辞める3つのこと

 やりがい,人間関係,収入,この3つのうち2つが崩れると,仕事を辞めるらしい.対偶を考えると,仕事を続けているなら2つは維持している.
 今,私は仕事を続けているのでこのうちどれを持っているかと考えてみると,うん,すべてだ.

2010年11月20日土曜日

「日本の技術力は高い」

「日本の技術力は高い」とあんまり日本の国力向上に貢献していなさそうな人が言うのは変な話だ.

2010年11月1日月曜日

モスクワ,バルト三国,北欧

 ストックホルムの街並がとてもきれい.14の島々からなるというだけではなく,きちんと計画してつくられた街なのだろう.電車で40分くらい乗ると,郊外に出て豊かな森と湖が広がる.
 ストックホルムの小売店は繁華街ですら10時から18時くらいしか開いていない.夜はスーパーや飲食店が開いているくらいである.日本ほど猛烈に働かないのだろう.
 物価は高い.そもそもあまり農作物が育つような気候ではなさそうで,スーパーで見るのは日本でも見るような野菜ばかりである.それに加えて,税金が高い.
 しかし,ものはよい.デパートで北欧家具の椅子に座ったら,あまりの気持ちよさに動けなくなってしまった.
 ストックホルムには本当に感動であった.

 しかし,日本がスウェーデンのようになるのは難しいと思う.高福祉はすばらしいが,それは重税の上に成り立っており,消費税引き上げを選挙の争点にできない国で行うのは無理だろう.私はスウェーデンのように残業しないように働くことを続けるのはできない気がする.それよりもがつがつと働いていくことの方が私には楽だ.
 気軽にスウェーデンはすばらしいなんて言うのは間違っている.

 バルト三国はロシア語やドイツ語が通じやすいようだ.それぞれの人口はそれぞれ,エストニア134万人,ラトヴィア223.8万人,リトアニア330万人である.(出典はすべて日本の外務省HP.)それぞれ言語は異なっている.それでも本屋に行くと自国に翻訳した本がたくさん置いてあり,自分たちの言語と文化を大事にしようとしている態度が見て取れる.実際,200万人程度ではマーケットにならないだろうが,そういうことではないのかもしれない.文化は経済の支えがないと生きていけないのだろうが,経済がないからといって文化を衰退させてはいけない,と考えているのだろうか.

 モスクワは2月の中東旅行の帰り道から数えると,今回の行き帰りで2回目,3回目.初のモスクワ宿泊を果たした.夜10時前の赤の広場は多くの人でにぎわっていた.3回目は昼に赤の広場.初めて晴れているときにいったので気持ちよかった.その場所の印象に,その日の天気が非常に影響するのは私だけだろうか.

 やはり海外に行くのは私の人生にとって重要なことである.仕事や人生や社会,いろいろなことを考える.忙しくとも行かなくてはいけない.

 今年は10ヶ国に行けた.よいペースだ.初欧州に感動したので,次はパリかローマに行きたい.