2010年5月18日火曜日

相田洋「新・電子立国〈3〉世界を変えた実用ソフト」

 コンピュータにはソフトウェアがいる.誰もコンピュータがほしいのではない,コンピュータの中に入っているソフトを使いたいのだ.
 この本では初期の表計算ソフト「ビジカルク」の開発,それを超えた「ロータス1-2-3」,日本語ワープロ「一太郎」,日本語変換システム「ATOK」,日本で表計算ソフトがいかにして使われているかという実例,が紹介されている.
 コンピュータは人間味がないという人がいる.でも,コンピュータは人を幸せにするために人が情熱を持ってつくったものである.やはり,技術者はやりがいのある仕事である.

評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)

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