年配の人が言う,「昔はメールもインターネットもなかった.それでもやっていけた.」と.
というなら,それより昔は紙も筆もなかったはずだ.
年配の人が言う,「昔はよかった.みんなが価値観,流行を共有していた.」と.
一体,何がよいのかちっともわからない.多くの他人と同一の価値観を持つことが何がうれしいのだ.
年配の人が言う,「この無為な平成の時代.」と.
責任感がなさすぎる.私は無為な時代の記憶しかない.そして,自分たちが生きてきただけの過去にしがみつき,自分たちが作ってきた新しい時代を否定する.
「昔」を「自分が生きていた時代」と同一視して,しかも美化しないでほしい.結局,自分が生きてきた環境を世の中の普通としているのではないか.百歩譲って,自分たちが過去を向いて生きるのは勝手であるが,今の時代を否定したらここでしか生きていけない私は一体どうすればいいのだ.
2011年2月28日月曜日
2011年2月27日日曜日
2011年2月13日日曜日
2011年2月11日金曜日
2011年2月10日木曜日
2011年2月8日火曜日
始発の雰囲気
早めに会社に行こうと思って,始発に乗った.
始発にて異様なほどの違和感を感じた.普段会社に行くときにはまったく得ない違和感である.
乗客を観察しているうちにわかった.私は今,「朝の始まり」という気持ちで始発に乗っているのだが,半分くらいは「夜の終わり」という気持ちのようだ.私はこれから仕事を始めようという気分なのに,半分は家に帰って寝ようと考えているのだ.
女性専用車両をつくるなら,「始まりの車両」「終わりの車両」をつくってくれないだろうか.もしくは「やる気に満ちている人のための車両」「早く寝たい人の車両」など今の気持ちで分類できないだろうか.そんな妄想すらしてしまう異様な始発だった.
始発にて異様なほどの違和感を感じた.普段会社に行くときにはまったく得ない違和感である.
乗客を観察しているうちにわかった.私は今,「朝の始まり」という気持ちで始発に乗っているのだが,半分くらいは「夜の終わり」という気持ちのようだ.私はこれから仕事を始めようという気分なのに,半分は家に帰って寝ようと考えているのだ.
女性専用車両をつくるなら,「始まりの車両」「終わりの車両」をつくってくれないだろうか.もしくは「やる気に満ちている人のための車両」「早く寝たい人の車両」など今の気持ちで分類できないだろうか.そんな妄想すらしてしまう異様な始発だった.
2011年2月7日月曜日
スティーブン・R・コヴィー著,ジェームス・スキナー,川西茂訳「7つの習慣」
「私的成功が公的成功に先立つ」
1、主体性を発揮する.
2、目的を持って始める.
3、重要事項を優先する.
4、Win-Winを考える.
5、理解してから理解される.
6、相乗効果を発揮する.
7、刃を研ぐ.
以前メンタル系の教育を受けた.これによって落ち込んでから復活するまでの時間が大幅に短くなった.今まで食わず嫌いをしていたメンタル系の本を読んでみようと思った.
確かにベストセラーになるだけはある.何回も自分にすっと落ちてくるポイントがある.一回読むだけではなく実践するために何度も読んだほうがいいし,せっかくなら他の人とこの本の内容を踏まえて自分たちのことを話すのがいいのではないかとも思った.
評価:☆☆☆☆
(1-5で基本は2)
1、主体性を発揮する.
2、目的を持って始める.
3、重要事項を優先する.
4、Win-Winを考える.
5、理解してから理解される.
6、相乗効果を発揮する.
7、刃を研ぐ.
以前メンタル系の教育を受けた.これによって落ち込んでから復活するまでの時間が大幅に短くなった.今まで食わず嫌いをしていたメンタル系の本を読んでみようと思った.
確かにベストセラーになるだけはある.何回も自分にすっと落ちてくるポイントがある.一回読むだけではなく実践するために何度も読んだほうがいいし,せっかくなら他の人とこの本の内容を踏まえて自分たちのことを話すのがいいのではないかとも思った.
評価:☆☆☆☆
(1-5で基本は2)
2011年2月6日日曜日
2011年2月5日土曜日
マルクス著,横山正彦訳「賃金,価格,利潤」
「諸商品の価値は、その生産にもちいられる労働時間に正比例し、使用される労働の生産諸力に反比例する」
この本は資本論の概要らしい.
工場での生産をもとにしてマルクスは議論しているようだが,作ったものは売れるという前提があるようだ.商品の価値は生産者が決めるものではなく,消費者が決めるものである.生産者が決められるなら,マルクスが批判する資本家は経営センスが抜群ということになるが,これはマルクスの真意ではないと思う.
いろいろな論点について述べているが,すべて数字が伴っていない議論なので,真偽の判断のしようがない.外国の事例を述べていても,その一件だけでは特殊事例なのか一般事例なのか判定できない.
何故こんなものが受け入れられたのかの方が気になる.
などと言っているが,一度読んでみた方がよいよ.私はこれで共産主義者には絶対にならないだろうと思った.
評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)
この本は資本論の概要らしい.
工場での生産をもとにしてマルクスは議論しているようだが,作ったものは売れるという前提があるようだ.商品の価値は生産者が決めるものではなく,消費者が決めるものである.生産者が決められるなら,マルクスが批判する資本家は経営センスが抜群ということになるが,これはマルクスの真意ではないと思う.
いろいろな論点について述べているが,すべて数字が伴っていない議論なので,真偽の判断のしようがない.外国の事例を述べていても,その一件だけでは特殊事例なのか一般事例なのか判定できない.
何故こんなものが受け入れられたのかの方が気になる.
などと言っているが,一度読んでみた方がよいよ.私はこれで共産主義者には絶対にならないだろうと思った.
評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)
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