2011年3月27日日曜日

岡嶋裕史「iPhone 衝撃のビジネスモデル」

概要-------------
 Web2.0では情報発信者同士がやりとりをできるようになるが,現行のインターネットではでは既存大企業が今まで通り強いだけ.Amazonの長所は在庫が膨大にあることであり,それの短所となる店舗を持てない点に関しては,通信販売という方法で対処した.なので,現行のビジネスモデルであり,Web2.0的ではない.グーぐるは広告収入が全収入の99%.
 数々の機器を用いたとしても,一つの入り口となる機器で操作できる方が楽である.それにはUIが重要だが,キーボード,マウス,テンキーには限度がある.しかし,全面タッチパネルのiPhoneはUIの統一に成功した.そして,携帯性もある.
-----------------

 2007年5月発行.
 Web2.0の説明からそこにおけるiPhoneのよさまで非常に整理されている.

 今後はAndroidが家庭に一台以上入るという予測もあるようだ.いろいろな機器のリモコンが一つになるだけではなく,一つになるからこそできるサービスも出てくるのだろう.携帯電話は写真が撮れて,決済ができて,音楽が聴けるようになった.いろいろな機能が一つの機器に入っていく時代.
 私は一つにまとめることの怖さがあるので,分散させておきたい.電池が切れたら,何もできなくなってしまう.
 デジタル保存機器はどんどん置き換えられていく.私が体験しているだけでも,フロッピーディスク,MDは最近はほとんど使われておらず,新しい機器が出る度に,移行させられる.
 ネットブックが一時期大ブレークしたが,最近はあまり見なくなったように,スマートフォンも何かが置き換えられていくのだろう.

 そういや昔,テレビのチャンネルを変えられる子供用の腕時計のような機器が売っていた.多分,赤外線を飛ばしているだけだろう.あれ,面白かったな.

評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)

0 件のコメント:

コメントを投稿