2011年3月7日月曜日

批判する価値もない

 週刊文春の「新聞不信」が好きで毎週読んでいる.新聞やテレビの報道を別の角度から解説してくれるので,どのように報道に接すればいいのかがわかる.
 このように毎週楽しみにしている連載がある一方,週刊文春には何故こんなものを載せるのかわからないほどつまらない連載がある.
 昨年終了した高橋春男の「いわゆるひとつのチョーさん主義」はひどくつまらなかった.これは最近の政治家や芸能人を風刺する漫画のようだが,似顔絵は似ていないし,ネタもちっとも面白くない.
 青木るえかのテレビについての批評も面白くない.まったく調べものをせず,自分の感じたことだけを書き連ねる.ただの感想であり,批評による発展がちっともない.
 ついでに言えば,今井舞のドラマや紅白批評も読むに耐えない.
 
 などと書いていて思い出すのは,学者は批判されると喜ぶという話.学問の世界で批判されるのは,批判されるだけの価値があるからであり,批判するからにはきちんと読み込む必要がある.それだけ自分の著作に対して時間をかけてくれるのは喜びであるのだろう.
 ということで,上記の方々は批判する価値すらないので,今後は何もしない.

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