以下は13日0時12分の情報で記している.
東京電力HP,原子力安全・保安院HPでは炉心溶融については一切述べていない.セシウムに関しても一切記載がない.東京電力HPでは原子炉に対して海水を注入しているが,何故注入しているかについての記載はない.
東京電力12日午後9時現在
原子力安全・保安院20時05分現在
しかし,産経新聞12日14時18分の記事では,原子力安全・保安院がセシウムが検出されたと発表し,「保安院幹部は「炉心の燃料が溶け出しているとみてよい」と、炉心溶融が起きたことを明らかにした」と続けている.日本経済新聞WEB刊12日21時53分では「原子力安全・保安院は12日午後、「炉心溶融でしか考えられないことが起きている」と発表した」と報道している.
福島原発で炉心溶融 放射性物質漏れ、事態深刻
海水注入で炉心冷却開始 東電、1号機廃炉も視野
つまり,報道,HPで情報が異なっている.
東京電力や政府は不確かな情報でいたずらに不安を煽らないように,もしくは原子力の安全神話を保持し続けたいのだろうか?しかし,現代では情報の開示しない方が不安が高まるし,原子力の安全神話ではなく人命が重要である.そして,我々には情報をもとにして判断する力があるのだ.
現状では何が原因かを説明することは難しいかもしれない.ただ,何が起きているかは説明できるであろう.
一体何を信じればいいのか?疑心暗鬼のまま,生きたくはない.
2011年3月13日日曜日
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