「読書は「わからないから読む」。それに尽きます。」
知の巨人と言われる松岡正剛の書いた多読術.いかにして多くの本を読んでいくかという小手先のテクニックではなく,いかにして本を読んでいくかという本と向き合う態度について述べている.
最近の本の読み方に関する本は,いかにして早く本から情報を得ることを目標としているような印象があるが,この本は読書そのものを楽しもうとしている.その点が,スキル偏重の薄っぺらい読書本との違いを出している.
この本を読むと,本が世の中にあることがとても幸せなことであるように感じてくる.
評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)
2010年7月19日月曜日
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