2010年7月17日土曜日

参院選雑感

 選挙が終わったので好き勝手書くぞ.(選挙期間中は特定政党について書くと,公職選挙法に抵触する恐れがあったので,何も書かなかった.)
 
・議員定数削減を打ち出しているが本気か?二大政党制が上手く機能していないのは,国民の意見を二つの主張だけに集約することが不可能だという証拠なのだから,むしろ議員を増やして多様な意見を国会の場に持ち込むべきでは?仕事をしていない議員がいるのではないか?,という国民不信に対して,それを受け入れる形で議員定数を削減するのではなく,一生懸命仕事して(当然誰もがしているだろうからそれが伝えて伝えていかないといけない)これだけ議員が必要である,と訴える人の方が,また票を獲得できるのでは?
・いつ消費税が争点になったの?前首相は,米軍基地を含む安保や外交問題,そして政治と金の問題で辞めたのに,誰も触れない.そして,消費税なんて小手先の税制を変えたくらいで,日本の巨額赤字は解消できない.
・有田芳生は2008年9月衆議院議員選挙に新党日本の副代表として立候補したのに,今回は民主党なのね.
・マスコミの報道では,政策はすべての政党のものを説明しないといけないらしいが,そこに登場していない政党は政党と見なされていないのか?果たして,その基準は何だ?(あるのだろうけど,知らない.)
・民主党は前回の参議院選で大勝した際に「直近の民意」という言葉で,安倍首相を退陣においやったが,今回負けた場合はちゃんと民意を反映してくれるのかしら?せめて,議席0の国民新党は連立から追い出してほしいね.
・谷亮子に関して面白い冗談を聞いた.(友達や私がマスコミ報道で聞いたもの.)
*「日本を背負います」と言うが,そのまま投げ飛ばすのでは?
*田村で金,谷でも金,ママでも金,政治家でカネ.
・政治は国民の義務かもしれないが,費用対効果が著しく低く感じてしまう.院生の時は,毎日のように政治をチェックしていたが,最近はとんと興味がなくなってしまった.
・科学技術政策について訴えるには,科学者などが国政に行くべきなのではないかと思う.他人に頼んだり,文句を言うくらいなら,自分でやった方がいいのかも.とすると,国会の場で国民全体の利益を考える必要があるのか悩む.みんなが,あくまで持続可能な範囲で,自分の利益を最大化するように活動するほうがいいのか,それとも全体を考えるべきか.行政府は全体を考えるべきだろうが,立法府なら自分のことだけでもいいのかも.
・タレント議員が思ったよりも落ちたのが嬉しかった.
・女性党(宗教政党)のHPは具体的な政策が何一つ書いていない.一体何をしたいのだろう?
・開票速報はTBSラジオが面白かった.

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