2009年9月22日火曜日

「一度民主党に任してみるか」

政治家は一般企業の感覚がないと批判されることがある。政府の財政を企業の財政だと考えれば、毎年赤字で経営して、足りない分を債権で補足するのはおかしいらしい。
「一度民主党に任してみるか」という言葉をいろいろなところで聞いた。しかし、これこそ一般企業ではおかしい言葉である。投票権によって国会議員を選んだのは国民である。企業では経営陣を選ぶことが出来るのは株主である。つまり、政府と企業の例えでいえば、株主である国民は日本という企業の経営陣を選んだだから、そのチェックを行うことは責務である。
民主党になって最大の成果は国民の政治参加が形式的なものから実質的なものに変わったことである。国民の意識が変わらないならば、政権だけが交代して、社会は何にも変わらない。

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