「「彼女に会える!」朝、目がさめて、晴れやかな気持で美しい太陽を迎えるとき、僕はこう叫ぶ。「彼女に会える!」そして、一日じゅう、僕にはこのほかの願いは何もない。すべてがこの期待の中に呑みこまれてしまう。」
ヴェールテルはシャルロッテに恋をする。そして、その恋はどうなるのか。
恋をするのは暇だから、という言葉があるが、ヴェールテルは仕事をしているくせに暇である。ヴェールテルが友人に書簡を送るという形で話が進行する。ヴェールテルは恋ばかりしていて、暇そうだ。
私は今まで詩人をよくわかっていなかった。詩人の言葉を紡ぎ出す力はとんでもない。一つ一つの言葉が私の中に入ってくる。寝ていても、体の中で言葉がうごめいていた。
評価:☆☆☆☆
(1-5で基本は2)
これはむしろ「若きウェルテルの悩み」として有名だろう。リンクは手に入りやすそうな岩波文庫版「若きウェルテルの悩み」にしておく。
2009年7月13日月曜日
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