2009年10月10日土曜日

取材を受けた話

ある新聞の取材を受けた。20代の意識を知りたいそうだ。
銀座の喫茶店で記者さんと二人であった。事前に私がしたアンケートをもとに説明をしてくるので、私もある程度このあたりに話が来るだろうとの予測はついていた。匿名取材というのは事前に知っていたので、会社名以外はかなり詳しく話した。
途中から、メモをとっていなかった。単語レベルでたまにとるくらいだった。新聞記者というのはそのくらいのメモから話を再現できるのだと思った。
私が頼んだオレンジジュース代を先方が払った。謝礼などはなかった。

後日、肩書きについてメールが来た。○○関連の会社であることと会社規模を伝えた。

私が取材された記事を読んだ。驚くほど間違いが多い。単語レベルでは間違っていないが、それらの連ね方は間違っている。あくまで今回の私への取材は20代の例として選ばれただけであり、私自身を抽出するものではなかった。つまり、私をもとにして20代の一人を作成すればいいだけなのだ。
知り合いにこの話をしたら、新聞記者は記事を事前に見せることなく載せるのが当然だそうだ。本当に迷惑な話だ。

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