2007年10月10日水曜日

数学モデル

「爆笑問題のニッポンの教養」で渋滞学の西成活裕先生が数学モデルを作って渋滞問題を解消しようとしていた。この先生、航空学科出身だが「様々な物理や数学を勉強した」そうだ。「このときの幅広い勉強が今になって色々役立っている」とも書いてある。
私は数学を勉強しているが、他のことはとんと知らない。数学がどんなように使われるのかというのも学部生に教えていくのも大事なのではと思った。実際に何に活用できるのかがわからないと勉強の意欲が湧かない人もいる。もちろん、数学の中で閉じていることに不満を感じない人もいるので、全部が全部その道に進めとも思わないが、私は今までそんな教育を受けた覚えがないので、そういう話も聞いてみたかったと今になって思う。実は聞いたが昔から応用に関してあまり興味がなかったので忘れている可能性もある、というか大。数学科でもちゃんと数学モデルをつくることを考えて解こうとしている人、特に微分方程式や確率・統計系、もいるのだから、代数が一番好きだった私自身のせいであるように書きながら思えてきた。
なお、ギボンズのモード論によれば、応用を見越したものだけが重要という前提は間違いであるというのも付記しておく。

追記:「爆笑問題のニッポンの教養」は今年一番面白い番組だと思う。


爆笑問題のニッポンの教養
http://www.nhk.or.jp/bakumon/

西成総研HP
http://soliton.t.u-tokyo.ac.jp/nishilab/

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