著者はパナソニックの研究所に勤めながら,手振れ補正機能やデジタル放送技術など,幅広い技術を開発してきた.
最初の5年は成果が出なくて,事務系にまわされた.そこで新分野を勉強して一月に一本特許を書こうとした.この幅広い勉強が,後にいろいろな発明につながる.
一度著者に話を聞く機会があった.儲かるかどうかを考えるのはなく,役に立つものをつくるべきとのこと.多くの人が使えば,それは産業になる.自分の会社が儲からなくても,それは気にしなくてよい.
いくら儲かるかを考えるべきだと思っていたが,そういう小さな考えはやめようと思った.
評価:☆☆☆
(1-5で基本は2)
2010年12月5日日曜日
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