「文章を綴る場合に、まずその文句を実際に声に出して暗誦し、それがすらすらと云えるかどうかを試してみることが必要でありまして、もしすらすらを云えないようなら、読者の頭に這入りにくい悪文であると極めてしまっても、間違いありません。」
この本はとてもすらすら読める.あまりにすらすら読めて,自分の理解の早さよりも早く読んでしまっているのではないかと不安になるほどだ.これが,文章が上手い人の文章なのだろう.
文章を書くときには音を大事にしなくてはいけない.黙読しても,頭の中では音をつくって読むのだから,音でわかりやすくなくていはわかりにくい文章なのだろう.
評価:☆☆☆☆
(1-5で基本は2)
2010年10月4日月曜日
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