「自分が「理系」だということを、そして、「工学」を専門としているということを、気づき、考え、思い知らされる機会を、この5年間で何度も何度も、CSCDは私に与えてくれた。」
人は変わる.人と関わり,自分で考えて,人は変わる.
伊藤氏は「Communication-Design」においては工学的な立場でのみ文章を述べている.しかし,CSCDは「工学」を他の視点からみる経験を伊藤氏に与えたようだ.いつも工学的な論文を「Communication-Design」のシリーズに寄せていたが,今回の文章は工学を見つめ直すという内省的な要素が強い.CSCDは教員も変えていくのだ.
この本への不満は一点,小林氏がCSCDのことではなくWWVについて書いてあること.WWVで忙しかったのはわかるが,CSCDの5年間を総括してほしかった.
評価:☆☆☆☆
(1-5で基本は2)
2010年9月20日月曜日
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