「研究所は大学の研究室のようなな雰囲気なのか?」
同期入社からとこう問われても説明できない。以前述べたように、数学科は他の研究室と違っているように感じる。他と違うと言っても、理学と工学で違っているとも思う。だから、「~よう」とは何を指しているのかわからない。
質問するほうにも問題があるように感じる。「~のような」という質問は「~」の部分に同様のイメージを持っていないといけない。つまり、質問した際には自分のイメージは他人も持っていることを前提しているが、自分のイメージはそんなにも普遍的なものなのだろうか。今回の質問のように「大学の研究室」は(理系ならば)どこも一緒であるという前提は、少数の存在を知らないからことからきているように感じる。知らないのはしょうがないが、違うかもしれないくらいの気持ちはもってほしい。
村上陽一郎先生のように、私は文明がどんどん嫌いになってきているようだ。その原因は、自分のいる世界は中心で正しいというおこごましい考え方が好きになれないからだ。
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